




《新藤兼人賞とは》
日本映画の独立プロによって組織される日本映画製作者協会に所属する現役プロデューサーが
その年度で最も優れた新人監督を選びます。完成度や将来性のみならず、
「この監督と組んで仕事をしてみたい」 「今後この監督に映画を作らせてみたい」
というプロデューサーの観点を含む日本で唯一の新人監督賞です。
本年28年目を迎える本賞は「新人監督たちを発掘、評価し、
今後の日本映画界を背負ってゆく人材を育てたい」というプロデューサー達の思いから1996年に
「最優秀新人監督賞」として始まり、2000年より“日本のインディペンデント映画の先駆者”である
新藤兼人監督の名前をいただき現在の名称となりました。
受賞者には新藤監督デザインのオリジナルトロフィーと、副賞として
金賞には賞金50万円並びにUDCast賞※、銀賞には25万円を贈呈いたします。
(2023年度は200作品が選考対象となりました)
※ UDCast賞:Palabra株式会社より、金賞受賞作のバリアフリー版制作及びUDCastを提供。
受賞作がバリアフリー化されている場合は、金賞受賞監督の次回作に提供。
《プロデューサー賞》
“優秀な作品の完成に貢献を果たしたプロデューサーや企画者”の功績を称えることで
映画製作者への刺激を与え、日本映画界の活性化に繋げたいという願いから
2005年にプロデューサー賞は18回目を迎えます。受賞者には正賞のクリスタルトロフィーと、
副賞として賞金50万円を贈呈いたします
対象作品選考規定
【金賞・銀賞】
・前年12月〜本年11月公開の劇場用実写長編映画(60分以上)
・監督がデビュー(劇場公開長編実写映画)から3作品目以内であること
(アニメ、及びオムニバス作品の一編は作品数にカウントしない)
※公開とは有料で劇場及びホールで1週間以上有料上映された事を意味する。
※オムニバス映画の一編を監督した場合は作品数に含まない。
※アニメーションは作品数に含まない。
【プロデューサー賞】
・前年12月〜本年11月公開の劇場用実写長編映画(60分以上)
2023年度
審査委員会
【金賞・銀賞】
協会所属の現役プロデューサーで構成される審査委員会にて討議を重ね、金賞、銀賞の受賞者を決定。
審査委員長
1977年石川県生まれ。キャスティングアシスタント、俳優のマネージメントを経て、2004年RIKIプロジェクト参画、2016年代表取締役就任。主なプロデュース作品は『ひゃくはち』(’08/森義隆監督)、『ぼくたちの家族』(’14/石井裕也監督)、『聖の青春』(’16/森義隆監督)、『ある船頭の話』(’19/オダギリジョー監督)、『生きちゃった』(’20/石井裕也監督)、『私をくいとめて』(’20/大九明子)、『茜色に焼かれる』(’21/石井裕也監督)、『アジアの天使』(’21/石井裕也監督)、『死刑にいたる病』(’22/白石和彌監督)、『川っぺりムコリッタ』(’22/荻上直子監督)、『月』(’23/石井裕也監督)、『愛にイナズマ』(’23/石井裕也監督)等。

永井 拓郎
NAGAI Takuro
RIKIプロジェクト
審査委員

佐藤 美由紀
SATO Miyuki
オフィス・シロウズ
1993年の設立時よりオフィス・シロウズに参加し、『空がこんなに青いわけがない』(93/柄本明監督)以降のシロウズ作品の制作に携わる。初プロデュース作品は『20世紀ノスタルジア』(97/原將人監督)。主なプロデュース作品として『ナビィの恋』(99/中江裕司監督)、『柔らかな頬」(01/長崎俊一監督/BS-i)、『ホテル・ハイビスカス』(02/中江裕司監督)、『コンセント』(02/中原俊監督)、『ルート225』(06/中村義洋監督)、『キツツキと雨』(11/沖田修一監督)、『モヒカン故郷に帰る』(16/沖田修一監督)、『川のほとりで」(21/平山秀幸監督/WOWOWドラマW)、『子供はわかってあげない』(21/沖田修一監督)など。

三宅 はるえ
MIYAKE Harue
ブースタープロジェクト
『LOVE MY LIFE』(06年/川野浩司監督)以降映画プロデュースを手掛ける。主なフィルモグラフィに『イン・ザ・ヒーロー』('14/武正晴監督)、『最後の命』('14/松本准平監督)、『at Homeアットホーム』('15/蝶野博監督)、『世界は今日から君のもの』('17/尾崎将也監督)、『KOKORO』('17/ヴァンニャ・ダルカンタラ監督)、『あの日のオルガン』('19/平松恵美子監督)、『王様になれ』('19/オクイシュージ監督)、『閉鎖病棟-それぞれの朝-』('19/平山秀幸監督)、『アイヌモシリ』('20/福永壮志監督)、『樹海村』('21/清水崇監督)、『ホムンクルス』('21/清水崇監督)、『牛首村』('22/清水崇監督)、『世界の終わりから』('23/紀里谷和明監督)、『山女』(’23/福永壮志監督)などがある。
【プロデューサー賞】
協会加盟社からの推薦を募り、理事で構成される選考委員会にて受賞者を決定。
第28回 授賞式
日時: 2023年 12月 8日(金) 13:00〜15:00
(授賞式 13:00 ~ 13:30 祝賀パーティー13:30 ~15:00)
会場:如水会館 2Fスターホール
(千代田区一ツ橋 2-1 tel:03-3261-1101)
主催:協同組合 日本映画製作者協会
特別協賛:東京テアトル株式会社
協賛:
松竹株式会社 東宝株式会社 東映株式会社 株式会社KADOKAWA 日活株式会社
日本映画放送株式会社 株式会社WOWOW 株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス 株式会社ファンテック Palabra株式会社 日本テレビ放送網株式会社
株式会社テレビ朝日 株式会社TBSテレビ 株式会社テレビ東京 株式会社フジテレビジョン
後援:文化庁
2023年度
最終選考監督/作品
選考対象200作品の中から10名(10作品)が最終選考監督に選ばれました
受賞者は11月24日に発表いたします。
(敬称略/劇場公開順)
中川駿 『少女は卒業しない』
松本優作 『Winny』
佐近圭太郎 『わたしの見ている世界が全て』
二ノ宮隆太郎 『逃げきれた夢』
眞田康平 『ピストルライターの撃ち方』
福永壮志 『山女』
工藤将亮 『遠いところ』
森脇由二 『ブリング・ミンヨー・バック!』
川北ゆめき 『まなみ100%』
小辻陽平 『曖昧な楽園』
受賞者には、正賞として故・新藤兼人監督デザインのオリジナルトロフィーと、副賞として、
金賞には賞金50万円ならびにUDCast賞(※1)、銀賞には賞金25万円を贈呈します。
※1 UDCast賞:Palabra株式会社より、
金賞受賞作のバリアフリー版制作及びUDCastを提供。
受賞作がバリアフリー化されている場合は、金賞受賞監督の次回作に提供。
2023年度
新藤兼人賞
選考結果発表
過去受賞結果
年 度
金 賞
銀 賞
プロデューサー賞受賞者
1999年
けんもち聡 『いつものように』
1998年
荒井晴彦 『身も心も』
1997年
松井久子 『ユキエ』
是枝裕和 『幻の光』
Copyright(c) 2003 JFMA All rights Reserved